季節の知恵と暮らし方

🐝アシナガバチは怖いだけじゃない?庭で見かけた時の正しい対処法と意外な生態

🌿庭に出たら「ブーン…」という羽音。

ふと見上げると、そこにはアシナガバチ。

「え、刺されへん?」「子どもが危ないかも…」ってドキッとするよね。

でもね、実はこのハチ、悪者とは限らないんです。

👦「あっ!」
👨‍🌾「大丈夫、アシナガバチはおそろしい虫ちゃうで」

⸻

👦「こわいよ、なんか…」

⸻👨‍🌾「むしろ、イモムシとかを食べてくれるねんで」

⸻👨‍🌾「むやみにさわらんようにしたら大丈夫や」

👦「あっ!」
👨‍🌾「大丈夫、アシナガバチはおそろしい虫ちゃうで」

👦「こわいよ、なんか…」

👨‍🌾「むしろ、イモムシとかを食べてくれるねんで」

👨‍🌾「むやみにさわらんようにしたら大丈夫や」

🔍この記事でわかること

  • アシナガバチの特徴と、スズメバチとの違い
  • 刺されないための注意点と対処法
  • 巣を作らせない庭づくりの工夫
  • 自然と心地よく付き合う“日和舎の視点”

「虫=敵」じゃない、新しい暮らしのヒントをお届けします🍀

🐝アシナガバチってどんな虫?

▶ スズメバチとどう違う?

「ハチ=怖い」というイメージの正体は、たいていスズメバチ。

アシナガバチはスズメバチに比べてひと回り小さくてスリム。

長く垂れた脚がチャームポイントで、性格もおだやかめ。

こちらから刺激しなければ、襲ってくることはまずありません。

アシナガバチの巣はこんな感じ。

大きいのもあるけど、小さい時もあるから仕事中は気付かないことも、、、

▶ 害虫を食べる“庭の小さな番人”だった!

じつは、アシナガバチの好物はイモムシやアブラムシ。

家庭菜園の敵をパクパク食べてくれる、頼れる益虫なんです。

無条件に怖がるのは、ちょっともったいない存在かもしれません。

🏡庭でよく見かける理由と時期

▶ 巣作りのタイミングはいつ?

4月ごろから女王バチが活動を始め、

5月〜8月にかけて巣づくりや子育てが本格化。

7月〜8月は“ハチのハイシーズン”。

庭仕事中に出会う確率がグッと上がります。

▶ 巣を作る場所って?

アシナガバチは意外なところに巣を作ります。

  • 軒下やベランダのすき間
  • 室外機の裏
  • 庭木の込み入った枝の奥
  • ウッドデッキや物置の裏側
  • 単管の中

巣はシャワーヘッドみたいな形で、最初は小さくて見逃しがち。

こまめなチェックが、安全のコツです。

🚫刺されないための行動と対処法

▶ ハチに出会ったらどうする?

まず大前提:「刺激しない」。

大声、手で振り払う、近づく…これは全部NG!

  • 黒っぽい服を避ける(敵に見えやすい)
  • 香水や整髪料はひかえめに
  • ゆっくりとその場を離れるのがベスト!

▶ 刺された時の症状

左手が通常、右手は腫れている

右手の中指第二関節をちくっと刺されたのに手の甲までパンパンです。

家に帰ってからは、いかに熱を持たせないかが大事です。

私はいつも寝る時に痒みが襲ってくるので、冷やしながら寝ます。

これは湿布を貼ってネットを被しています。

保冷剤を包帯でぐるぐるにして寝ていたこともあります。

▶ 刺されたときの応急処置

1. すぐにその場を離れる(仲間を呼ばれる前に)

2. 冷たい水で洗って冷やす

3. アレルギーのある人はすぐ病院へ

4. 市販のポイズンリムーバーがあると安心◎

私がいつも持ち歩いているセットです。

詳しい使い方はこちらの記事へどうぞ👇

👉ポイズンリムーバーの使い方はこちら

✂️巣を作らせないための庭づくり

▶ 風通しがキーワード!

枝葉がうっそうとしている庭は、ハチにとって快適すぎる環境。

剪定して風通しを良くするだけで、ハチの巣づくりを予防できるんです。

👉 過去記事でも詳しく解説:

🔗 剪定の本当の意味は「枝を切る」ことじゃなかった

▶ 巣を見つけたらどうする?

巣が小さいうちは市販のスプレーでも対応できますが、

無理は禁物!大きい巣や高所なら、専門業者に依頼を。

• できれば夕方〜夜に作業

• 防護服がないと危険なので注意!

🌱自然と共に暮らすという選択肢

▶ ハチがいる=自然がある証拠

虫がいる庭は、それだけ自然が元気ということ。

自然と共に暮らすなら、虫との距離感も大事なテーマです。

▶ 日和舎が大切にしている“ちょうどいい関係”

「全部排除」ではなく、

「ほどよく整えて、共に暮らす」。

それが、日和舎が目指す庭づくりのスタイルです🌿

📚あわせて読みたい記事

• 🔗 【夏の電気代対策】観葉植物で涼をとる

• 🔗 🪵【職人の本音】独立=夢?今の現場で僕が磨いた技術

☀️まとめ:怖がらず、整える暮らし

アシナガバチに出会ったら、

「やっつけるべき敵」ではなく、「距離感を大切にしたい存在」かも。

剪定で風通しを良くしながら、

自分たちが心地よく過ごせる庭を整えること。

それが「夏の庭しごと」の本当の目的やと思います🍀

アシナガバチは、たしかに見た目も羽音もドキッとする存在。

でも、それは「自然がちゃんと機能している証拠」かもしれません。

自然の中では、ハチも植物も、そして私たち人間も、

ぜんぶがつながっていて、どこかで支え合って生きている。

たとえば、アシナガバチがイモムシを食べてくれるおかげで、

庭の葉っぱが守られて、私たちの暮らしが整う。

「怖いから全部なくす」ではなくて、

「どう付き合うか」を考えることが、

ほんとうの意味で“庭を整える”ことなんやと思います。

風通しを良くする剪定、こまめな手入れ、

そうした積み重ねが、

人と自然の“ちょうどいい距離”を作ってくれるんです🌿

夏の庭しごと。

ハチと出会ったその瞬間から、

ちょっと自然との関係を見直してみませんか?

📸Instagramでも日々の庭しごと発信中!

🌿Instagramでは、剪定やお掃除の様子を発信中!

日曜だけの限定プラン【暮らしまるごと整うパック】も好評です。

👉 @hiyoriya_space

🌼お見積もりやご相談はココナラでもどうぞ!

👉 ココナラページはこちら