年末の庭じまい完全ガイド|何をすればいい?どこまでやる?植木屋が本音で答えます
「年末 庭 手入れ」
「庭 年末 何をする」
そんな言葉で検索して、この記事にたどり着いた方も多いと思います。
年末が近づくと、家の中は少しずつ片付けるのに、
庭のことはつい後回しになりがちです。
- 庭、ちょっと荒れてるけど今さらどうしよう
- 寒いし、どこまでやればいいのか分からない
- プロに頼むほどでもない気がする
実はこれ、ほとんどの方が感じている悩みです。
この記事では、植木屋として実際の現場で感じてきたことをもとに、
**「年末にやるなら、ここまでで十分」**という庭じまいの考え方を、
具体例・Q&A・体験談を交えてお伝えします。
年末の庭仕事が気になるなら、
まずはこちらの記事で「庭を整えると、暮らしがどう変わるか」を知っておくと、この記事がもっと役立ちます。
▶︎ 秋から冬にかけての庭仕事チェックリスト|植木屋が解説する来年に繋がる庭支度(庭仕事の準備と考え方)
年末に庭仕事って、本当に必要?
結論から言うと、必須ではありません。
庭は、年末に手を入れなくてもちゃんと生きています。
ただし、ほんの少し整えるだけで、
- 家全体がすっきり見える
- 新年を迎える気持ちが切り替わる
- 「今年も締まったな」と安心できる
こうした変化が起きます。
年末の庭仕事は、
庭のためというより自分の気持ちを整える時間に近いものです。
まずはここだけ。年末の庭じまい最低ライン
落ち葉は「全部取らなくていい」

よく聞かれるのが、
「落ち葉って、どこまで掃除すればいいんですか?」という質問。
答えはシンプルです。
- 玄関まわり
- 通路
- 石や踏み石の上
この3か所だけで十分です。
土の上の落ち葉は、無理に取らなくても問題ありません。
むしろ、土の乾燥を防ぐ役割もあります。
目に入る場所だけ整える。
これが、年末の庭仕事で一番大事な考え方です。
剪定は「形を整えない」
年末の剪定についても、よく相談されます。
「今、切っても大丈夫ですか?」
答えは、
強く切らなければ大丈夫です。
切っていいのは、
- 目に刺さる枝
- 通路や窓にかかる枝
- 風でバサバサ音がする枝
こうした暮らしの邪魔になっている枝だけ。
形を整えようとすると、切りすぎてしまいます。
年末は「見た目」より「生活優先」で考えてください。
剪定は「切り方」を知ることで安心感がぐっと増します。

▶︎ 椿の剪定方法|自然な丸みを残しながら花も楽しむ庭木の整え方(プロの剪定ノウハウ)
石や灯籠を拭くと、一気に庭が締まる

これは植木屋としての体験談ですが、
一番「変わった」と言われるのがここです。
雑巾で一度拭くだけ。
それだけで、石の色が戻り、庭全体が引き締まります。
時間がない方ほど、
ここだけやってもらえると効果を実感しやすいです。
5分でできる|年末の庭じまいチェックリスト
「何から始めればいいか分からない」
そんな方は、これを目安にしてください。
□ 玄関や通路の落ち葉を拾った
□ 気になる枝を1〜2本切った
□ 石や灯籠を一度拭いた
□ ゴミをまとめて庭を見渡した
□ 「今年もありがとう」と思えた
全部できなくても大丈夫です。
一つできただけでも、庭はちゃんと応えてくれます。
年末の庭について、よくある質問
Q:寒いし、正月明けにやったらダメですか?
A:まったく問題ありません。
年末は気持ちの区切り。
正月明けは実務のタイミング。
無理をして体を壊すくらいなら、年明けに回す判断のほうが正解です。
Q:庭が荒れすぎていて、どこから手を出せばいいか分かりません。
A:荒れている庭ほど、「部分整え」が効きます。
全部やろうとすると動けません。
今日は落ち葉だけ。
次は枝を1本。
余裕のある日に掃除。
小分けで進めると、庭はちゃんと変わっていきます。
Q:業者に頼むのって、年末は迷惑ですか?
A:迷惑ではありませんが、早めがおすすめです。
年末は予約が集中します。
「軽く整えてほしい」場合でも、
11月前半〜中旬に相談するとスムーズです。
年末にやってはいけない庭仕事
安全と植物のために、次のことは避けてください。
- 寒い日に無理な剪定をする
- 一気に全部きれいにしようとする
- 慣れない道具を使う
- 暗くなるまで作業する
庭仕事は、安全第一で十分です。
植木屋として、年末の庭に思うこと
きれいな庭=完璧な庭、ではありません。
少し荒れていても、
「手を入れよう」と思われている庭は、
ちゃんと生きています。
年末の庭じまいは、
庭に「今年もありがとう」と伝える時間。
それで十分だと、僕は思っています。
まとめ|庭も人も、無理しない年末でいい
- 落ち葉は目につくところだけ
- 剪定は生活に邪魔な枝だけ
- 石を一度拭くだけでもOK
これだけで、
庭はちゃんと新年を迎える準備ができます。
庭仕事は技術だけじゃなく、心の整理でもあります。
もし「庭仕事をもっと深く知りたい」「暮らし全体として捉えたい」と感じたら、こちらの記事もおすすめです👇
▶︎ 焦らず、根を張る|独立を目指す植木屋が今大切にしていること(暮らしと庭をつなぐ価値観)
お知らせ
日和舎では、
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また、
「自分では手が回らない」
「一度きれいに整えておきたい」
そんな方に向けて、
剪定や庭のお手入れの相談も受けています。
無理のない庭仕事で、
気持ちよく一年を締めくくりましょう。
