庭木の葉の色が悪くなっている。
葉がかすれたような色になっている。

よく見ると葉の裏に小さな虫がいる。

このような状態の場合、ハダニが発生している可能性があります。

ハダニは庭木や植物によく発生する害虫で、放置すると葉の色が悪くなり、植物が弱る原因になることがあります。

実際の現場でも

  • 葉の色が薄くなっている
  • 葉がカサカサしている
  • 細いクモの巣のような糸がある

といった相談で見つかることが多い害虫です。

この記事では庭師の視点から

  • ハダニとはどんな虫か
  • 発生する原因
  • 駆除方法
  • 人体への影響

などをわかりやすく解説します。


ハダニとはどんな害虫?

ハダニは植物の汁を吸って生活する小さな害虫です。

大きさは約0.3〜0.5mmほどで、肉眼では小さな点のように見えます。

ハダニはダニの仲間で

  • 赤色
  • 黄色
  • 緑色

などの種類があります。

葉の裏に集まり、植物の汁を吸いながら生活します。


家のダニとの違い

ハダニはダニの仲間ですが、家にいるダニとは種類が違います。

例えば家庭内では

  • チリダニ
  • ツメダニ

などが知られています。

これらは

  • 布団
  • カーペット
  • ホコリ

などに生息します。

一方ハダニは

植物に寄生するダニ

です。

そのため

  • 人の血を吸う
  • 家の中で繁殖する

といったことはありません。

ハダニとマダニの違い

ハダニと名前が似ていますが、ハダニとマダニはまったく別の生き物です。

ハダニは植物に寄生するダニで、葉の裏で植物の汁を吸って生活します。

一方、マダニは

  • 野生動物
  • 犬や猫

などの血を吸うダニです。

マダニは山や草むらなどに生息しており、人が咬まれると感染症を引き起こすこともあるため注意が必要です。

つまり

ハダニ → 植物の害虫
マダニ → 動物や人に寄生するダニ

という違いがあります。

マダニについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

👉 マダニとは?危険性と対策について


人体やペットへの影響は?

ハダニは

人体やペットに害はほとんどありません。

ハダニは植物の汁を吸う虫なので

  • 人を刺す
  • 血を吸う

といったことはありません。

そのため庭木についていても、人やペットへの直接的な被害は基本的にありません。

ただし数が多いと植物を弱らせるため、早めに対処することが大切です。


ハダニが発生する原因(植物学的な理由)

ハダニは

乾燥した環境

で発生しやすい害虫です。

特に

  • 雨が少ない
  • 空気が乾燥している
  • 風通しが悪い

環境で増えやすくなります。

またハダニは水に弱いため、雨が当たりにくい場所では増えやすい傾向があります。

例えば

  • 軒下の庭木
  • ベランダの植物
  • 密植された庭木

などで発生することがあります。


ハダニの被害

ハダニが増えると葉に次のような症状が出ます。

  • 葉の色が薄くなる
  • 葉に細かい白い点が出る
  • 葉が乾いたような色になる

さらに増えると

クモの巣のような糸

が見えることもあります。

この状態になると光合成が弱くなり、植物が弱る原因になります。


被害にあった方の声

庭の管理をしている方からは、次のような相談を受けることがあります。

「葉の色が悪くなってきて、水不足かと思いました」

「よく見ると葉の裏に小さな虫がいました」

「気づいたときにはかなり広がっていました」

ハダニは小さいため、発見が遅れやすい害虫です。


ハダニの駆除方法

ハダニの駆除にはいくつか方法があります。

水で洗い流す

ハダニは水に弱いため、葉に水をかけるだけでも数を減らすことができます。

葉の裏にも水が当たるようにすると効果的です。


薬剤を使う

数が多い場合は薬剤を使う方法もあります。

庭木でよく使われる薬剤には

  • ベニカXファインスプレー
  • 粘着くん
  • ダニ太郎

などがあります。


ハダニがつきやすい庭木

ハダニは多くの庭木につきます。

例えば

  • ツバキ
  • サザンカ
  • サルスベリ
  • ハナミズキ
  • バラ
  • モミジ

などです。


ハダニを予防する方法

ハダニを防ぐには

乾燥させないこと

が大切です。

例えば

  • 葉水をする
  • 枝を透かす剪定
  • 風通しを良くする

こうした管理をすることで発生を防ぐことができます。


プロの視点|葉水はハダニ対策に効果的

ハダニは乾燥を好む害虫です。

そのため

葉水(葉に水をかけること)

は予防として効果があります。

特に夏場は、葉の裏にも水がかかるようにするとハダニの発生を抑えることができます。


害虫が原因で起こる病気

庭木では害虫が原因で病気が発生することもあります。

例えばアブラムシやカイガラムシが増えると、すす病が発生することがあります。

詳しくはこちらの記事でも解説しています。

👉 カイガラムシの駆除方法
👉 アブラムシの駆除方法
👉 すす病の原因と対策


日和舎の庭木管理の考え方

日和舎では

毎年軽く整える剪定

をおすすめしています。

枝が混み合うと

  • 害虫
  • 病気

が発生しやすくなります。

定期的な剪定をすることで

  • 風通し
  • 日当たり

を保つことができ、庭木も健康に育ちます。


まとめ

ハダニは庭木でよく発生する害虫です。

乾燥した環境で増えやすく、放置すると植物を弱らせることがあります。

対策のポイントは

  • 葉に水をかける
  • 風通しを良くする
  • 早めに対処する

ことです。

庭木を健康に育てるために、定期的に観察することが大切です。


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