暮らしのこと

「植物ひとつで”ホッとする部屋”に。新婚・同棲の暮らしをやさしく整えるグリーンの力」

結婚して一緒に暮らしはじめたばかりのふたり。

少しずつ揃えていく家具や家電、

どこかまだ“仮の住まい”みたいで落ち着かない…そんなこと、ありませんか?

そんなとき、

部屋の片隅に小さな観葉植物がひとつあるだけで、

ふっと心がほぐれる瞬間があります。

グリーンはただの飾りじゃない。

暮らしに、そしてふたりの関係に、やさしく働きかけてくれる存在なんです。

部屋にグリーンがあるだけで変わること

植物には、人の気持ちをやわらげ、空間を心地よくする不思議な力があります。

実際、観葉植物がある部屋では「リラックス効果」「ストレス軽減」「空気の浄化」などの科学的メリットも報告されています。

たとえば、

• 朝起きて最初に目に入るグリーンが、やさしい1日の始まりに

• リビングに置いた植物が、ふたりの会話のきっかけに

• 小さな鉢植えが、週末のリフレッシュタイムにぴったりのケアタイムに

忙しい毎日でも、ほんの少しの「緑」が、暮らしの雰囲気をがらりと変えてくれるのです。

「ホッとできる部屋」ってどんな部屋

  • 自然光がたっぷり入る部屋

間接照明、お気に入りの照明綺麗ですよね。しかしそれは夜までお楽しみにしておきましょう。お昼時、お日さんのひかりがリビングに届くと気持ちがいいんですね。蛍光灯や、人工的な灯りとは雰囲気がまた変わります。

朝日を取り入れて、窓を開けて換気し、あったかいコーヒーを飲む。本なんかを読む時間のゆとりがあるとなお良いですね。

  • 観葉植物がある

観葉植物には心をリラックスさせる効果があります。

大好きな植物たちに、たくさん光合成してもらって新鮮な空気を取り込みましょう!

→おすすめの観葉植物の記事はこちら

  • 好きな香りがふわっと香る

自分たちの柔軟剤の匂いって感じなくなりますよね。それは鼻が麻痺しているからです。

香を焚くおすすめは毎日焚かないことです。大好きな香りが段々と薄く感じてきてしまうものです、、

私は車も好きで、よくドライブに出かけるのですが「ちょっと匂いキツくない?」と言われた経験があります。好きな芳香剤の香りが見つかって、使っていたのですが、段々感じなくなって量が増えていました。

このようにキツくなりすぎてしまう可能性があるため、ほどほどにしておくことをお勧めします。

  • ゆったり座れるソファーやクッション

ソファーはお気に入りの家具のひとつではないでしょうか。

仕事から帰ってきてお風呂に入り、ご飯を食べてソファーでゴロンとした途端に、コロッと寝てしまうのはあるあるです。

お昼寝で寝転ぶのも最高の瞬間ですね。

「買ってよかった暮らしの道具3選」の記事はこちら

  • 好きな色でまとまっている

部屋の色合いはそれぞれの好みがあって面白いですね。

シンプルな白で統一しているのが好きな方、柄が好きで派手目な色合いを好む方、様々なお部屋を見てきましたが、どれも本当に面白くて、かっこいいです!

自分ではしないなというお部屋にお邪魔してみると、次はああいう部屋にしてみようかなと思えてきたりもしますね。

ただ、いちばんのお気に入りは我が家でいいと思います。

好きな色で囲まれて過ごす毎日は幸せそのものです。

『初心者向け』購入前にチェック!観葉植物の選び方

植物の状態はどうなのか

観葉植物も人間と同じで生きています。

購入の前に健康状態がどうなのかチェックしておくといいでしょう。

  • 葉が生き生きしてツヤがある
  • 根がしっかり四方に張っている
  • 株がグラグラしていないか
  • 葉の裏、表に虫はついていないか

これらを購入前にチェックしておくのは大切かと思います。

育てやすさはどうなのか

初めて購入するなら、パキラ、モンステラなどがおすすめです。一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。観葉植物の代表格と言っても過言ではないかもですね。

これらは、耐陰性があり、室内で育てるのに適していると言えます。初めて観葉植物を購入される方には、多少水やりを忘れていても育ってくれるのでおすすめです。

鉢の大きさはどうなのか

観葉植物には、号数というサイズ表記があります。

1号で直径3cmなので、2号で6cmになります。これを参考にどこに設置したいかを考え想像することが大切です。

大きめのサイズで、7号、直径21cmぐらいのものがあります。

我が家では7号の鉢をテレビの横に置いているので、存在感はバッチリです。

『初心者向け』水やりの仕方

水やりが植物の命を支えています。ここの管理を疎かにすると、観葉植物は数週間で枯れてしまうでしょう。

  • 水は下から出るぐらいたっぷりと

意外とここをミスしてしまう方達が多いです。

「霧吹きだけでいいんじゃない?」

こう思っている方もいるんではないでしょうか。水には雑菌が湧きます。濡れている時間が長いほど雑菌が湧きます。

これを、下から流れ出るぐらいたっぷり水をあげることによって、土に残留している、雑菌やゴミを洗い流すことができます。3回は繰り返すことをおすすめします。

  • 冬は休眠期間に入る

冬の水やりは春、夏、秋に比べて頻度は少なくていいでしょう。

土の表面が乾いてきたなと感じたら水をあげると良いでしょう。

  • 夏は時間帯を工夫する

夏は日中水やりをすると、気温でお湯になってしまいます。こうなると、根にダメージを残してしまうので早朝にあげるのが良いでしょう。

植物と暮らす、小さな習慣が心を整える

植物を育てるというのは、毎日ほんの少しだけ気にかけてあげること。

「今日は水をあげたかな?」「新しい葉が出てる!」

そういった日々の中に、小さな気づきと、穏やかな時間が生まれます。

この“気にかける習慣”が、ふたりの暮らしにもよい影響を与えてくれます。

たとえば、互いに声をかけあう、相手の調子をさりげなく感じ取る、そんな優しさにもつながるのです。

まとめ:ふたりの暮らしに、ひと鉢のしあわせを

植物は、静かに、でも確実に、暮らしをやさしく整えてくれます。

無理なく始められて、インテリアにもなる、そして心にも届く。

ふたりの新しい生活に、小さな緑の仲間を迎えてみませんか?

育てるよろこび、癒される時間、そしてふたりの絆が、きっとゆっくりと深まっていくはずです。

新婚の暮らし。

うれしいことも、ちょっとしたズレや慣れないことも、きっと毎日少しずつ訪れます。

そんな中で、緑は静かに、けれど確かに、ふたりの暮らしのリズムを整えてくれます。

水をあげるタイミングで、今日の気温や空気に気づいたり。

新芽に気づいて、小さな喜びを共有したり。

ちょっと言いそびれていた「ありがとう」や「ごめんね」が、植物越しなら素直に言える、なんてこともあるかもしれません。

植物はただのインテリアではなく、ふたりの間にそっと根を張りながら、

日々の暮らしをやさしく調和させてくれる存在です。

日和屋が提案したいのは、そういう「暮らしに寄り添う緑」。

選び方も、置き場所も、水やりも、無理なく、自然に。

ふたりのペースに合った植物たちが、これからの暮らしをきっと穏やかに支えてくれます。

さあ、今日もひと呼吸。

植物のそばで、深く息を吸って。

ふたりだけの空気を、育てていきましょう。